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ボードゲーム Flash Point Fire Rescue 協力型 消防士 アクションゲーム チーム戦略 命の救助 火災進行 リスク管理 エキスパート版 難易度調整 多人数対応 45分プレイ 10歳以上対応 英語版 日本語説明書なし

『フラッシュポイント:ファイアーレスキュー』レビュー|人数・時間と輸入版の注意

『フラッシュポイント:ファイアーレスキュー(Flash Point: Fire Rescue)』は、全員が消防士になって燃える家から人を助け出す協力ゲームです。建物に取り残された要救助者のうち7人を外へ運び出せば勝ち、4人を失うか建物が倒壊すれば全員の負けになります。当店で扱っているのは英語の第2版です。

手番でできることは、移動する、火を消す、ドアを開け閉めする、壁を壊す、人を運ぶといった直感的な動作ばかりで、ルールは短く覚えやすいゲームです。難しいのは毎手番の終わりに振るダイスのほうで、どこから煙が上がるかは誰にも読めません。遊んだ人のレビューで繰り返し褒められているのも、この火の広がり方が生む緊張感です。

家族や、これから協力ゲームを遊ぶ人たちの集まりには、条件付きでおすすめできます。ただし、手番の後の火災処理は、慣れるまで手間がかかります。重いゲームを好む大人だけのグループでは、何度も遊ぶうちに単調さを感じるという指摘もあります。

ボードゲーム Flash Point Fire Rescue 協力型 消防士 アクションゲーム チーム戦略 命の救助 火災進行 リスク管理 エキスパート版 難易度調整 多人数対応 45分プレイ 10歳以上対応 英語版 日本語説明書なし

フラッシュポイント:ファイアーレスキューの基本情報

ゲーム名 Flash Point: Fire Rescue 2nd Edition(フラッシュポイント:ファイアーレスキュー 第2版)
人数 1〜6人(出典により2〜6人)
時間 約45分
対象年齢 10歳以上
デザイナー Kevin Lanzing
出版社 Indie Boards & Cards
初版の発売年 2011年
言語 英語(日本語は含まれません)
主な内容物 両面のゲームボード(2軒の家)、消防士のフィギュア6体、火災マーカー33個、POI マーカー18個、ダメージマーカー24個、スペシャリストカード8枚、6面ダイスと8面ダイス各1個など

BoardGameGeek の年間賞 Golden Geek では、2012年にファミリーゲーム部門とテーマ性部門の候補に選ばれています。拡張セットも「2nd Story」「Urban Structures」「Extreme Danger」「Veteran and Rescue Dog」「Dangerous Waters」などが出ています。

フラッシュポイント:ファイアーレスキューのルールと遊び方

ルールは2段階に分かれています。家族や初めて遊ぶ人が覚えるための「ファミリールール」と、慣れた人向けの「経験者ルール」です。ルールブックには、人に教える前にまず1人で遊んでみてもよいと書かれています。

準備

盤面は家の間取り図で、マス目と壁とドアが描かれています。要救助者や誤報を表す POI(ポイント・オブ・インタレスト)マーカーは、ゲーム中に要救助者10個と誤報5個を使います。裏向きのまま家の中に置くので、近づいてめくるまで、そこにいるのが人なのか誤報なのかは分かりません。消防士は建物の外から出動します。

手番の流れ

手番は「行動する」「火を進める」「POI を補充する」の3つの段階で進みます。行動には4アクションポイント(AP)を使います。火のないマスへの移動は1AP、火のあるマスへの移動は2AP、ドアの開け閉めは1AP、壁を壊すのは2APです。壁はダメージマーカーが2個載ると崩れ、通り抜けられるようになります。要救助者を運びながら移動するには2APかかり、外へ運び出せば救出です。使わなかった AP は4つまで次の手番に持ち越せます。

行動が終わったら、ダイスを振って火を進めます。出た目のマスに煙マーカーを置きます。そこに煙がある場合や、隣に火がある場合は火に変わります。すでに火がついているマスに当たると爆発です。爆発は上下左右に広がり、壁やドアを傷め、消防士を倒し、要救助者を失う原因にもなります。最後に、盤上の POI が3個より少なければ補充します。

勝ち負け

7人を救出した時点で全員の勝ちです。要救助者を4人以上失ったら負けになります。また、ダメージマーカー24個をすべて置き切った時点で建物が倒壊し、その場合も負けです。壁を壊せば近道ができますが、そのぶん倒壊までの猶予も減っていきます。

経験者ルールとスペシャリスト

経験者ルールでは、フラッシュオーバーや可燃物(危険物)が加わり、初期配置もランダムになります。難易度は段階的に選べます。プレイヤーは8種類のスペシャリストから役割を選びます。たとえば救助専門家は通常の4APに加えて移動専用の3ポイントを持ちますが、消火には2倍の AP がかかります。消防車の上で手番を始めると、2APを払って別の役割に交代できます。

フラッシュポイント:ファイアーレスキューの面白さと評価

誤報をめくった瞬間に、テーマが伝わる

協力ゲームのレビューサイト Co-op Board Games の Ronny Alexander は、8回遊んだうえでテーマの強さを一番の長所に挙げています。本人が最もそれを感じたのは、苦労してたどり着いた POI をめくったら誤報だった場面だそうです。かけた手間が無駄になった消防士の気持ちを想像してしまった、と書いています。火を広げるダイスについても、テーマを壊すどころか、手が付けられなくなった火事の広がり方をよく表していると評価しています。

余った AP を持ち越せる

レビューブログ Board Game Reviews by Josh の Josh は、AP を持ち越せる仕組みを一番気に入った点に挙げています。火のあるマスへの移動も人を運ぶ移動も2APかかるため、持ち越せなければ1AP余って無駄にする場面が多くなるはずです。同じ協力ゲームの『パンデミック』では行動を無駄にしがちだった点と比較しています。採点は10点中9.0点でした。

1人が全員を仕切りにくい

Co-op Board Games は、協力ゲームでありがちな「1人が全員に指示を出す」状態になりにくい点も長所に挙げています。盤上の情報の多くが裏向きの POI として隠れているので、相談はしても、家のどこへ入るかは最終的に手番の本人が決めることになります。Josh も、スペシャリストごとに AP の数や得意な行動がはっきり違う点について、他の協力ゲームより役割の差が大きいと評価しています。

気になる点

Josh が唯一の欠点に挙げたのは、手番の後の火災処理が煩雑なことです。確認する手順が多いだけでなく、「フラッシュオーバー」と「フレアアップ」のように似た消防用語が出てくるため、何度か遊んだ後でもどちらがどちらか調べ直したといいます。慣れればスムーズに進められるようになるものの、少し手間が残ると書いています。

ダイス任せの展開も、好みが分かれます。Josh が遊んだあるゲームでは、しばらく誰もフレアアップを出さなかったのに、その後1人が4回ほど続けて出したそうです。Co-op Board Games も、火の配置次第で簡単すぎたり難しすぎたりして、毎回同じ手応えにはならないと指摘しています。

Co-op Board Games が同サイトの協力ゲーム全体のランキングで上位に置かなかった理由は、繰り返し遊ぶうちに単調に感じることでした。重いゲームを好む大人同士で遊んだ場合の話で、家族向けとしては繰り返し遊べるゲームとし、拡張セットを足すと遊びの幅が広がると書いています。

フラッシュポイント:ファイアーレスキューはこんな人におすすめ

向いているのは、子どもと一緒に遊べる協力ゲームを探しているご家族と、協力ゲームの入り口になる1本を探している人たちです。Co-op Board Games は、このゲームを同サイトの家族向け協力ゲームランキングで1位に選んでいます。人数による差が小さく、1人でも6人でもしっかり遊べるという評価もあります。

Josh は、『パンデミック』と並ぶ出来だと書いています。『パンデミック』で行動を余らせて困った経験がある人には、AP を持ち越せるこのゲームの仕組みが合うはずです。火の広がりは毎回のダイスで決まり、POI を確かめに行くまで要救助者の位置も分からないので、展開が読めないことを楽しめるグループに向いています。

フラッシュポイント:ファイアーレスキューの輸入版で遊ぶときの注意

当店の商品は英語版で、日本語は含まれていません。ルールブック、スペシャリストカード、プレイヤーエイドは英語で書かれているため、最初にルールを読む人には英語の読解が必要です。日本語版の有無は、今回確認した資料からは分かりませんでした。

販売店 Philibert の内容物一覧では、プレイヤーエイドのカードは6枚と書かれたうえで、英語の第2版には4枚だけと注記されています。5人以上で遊ぶときは、エイドが全員分そろわない点に注意してください。英語のルールブックは PDF で公開されているものがあり、参考情報の節に載せました。読んだ PDF には版の表記がなく、内容物の数(ドアマーカーなど)が第2版の記載と一部違うため、細部は付属のルールブックで確かめてください。

よくある質問

1人でも遊べますか?

遊べます。当店の商品説明、販売店 Philibert、レビューサイト Co-op Board Games は1〜6人としており、ルールブックにも人に教える前に1人で遊んでみてもよいと書かれています。ただし2〜6人と記載している販売店もあります。

何歳から遊べますか?

対象年齢は10歳以上です。覚えるためのファミリールールが付いていて、レビューでは小さな子どもでも覚えやすいと評価されています。

英語が読めなくても遊べますか?

ルールブックとカードは英語なので、最初にルールを読む人には英語の読解が必要です。遊んでいる最中の進行はダイスとマーカーで行うため、ルールを覚えた後に読む文字は多くありません。

1回のプレイ時間はどれくらいですか?

約45分です。販売店によっては30分から1時間と記載しています。人数が多いと少し長くなるとレビューで書かれています。

商品情報

価格は 7,800 円です。海外で正規流通している商品の並行輸入品で、ゲーム内の言語は英語です。

ボードゲーム Flash Point Fire Rescue 協力型 消防士 アクションゲーム チーム戦略 命の救助 火災進行 リスク管理 エキスパート版 難易度調整 多人数対応 45分プレイ 10歳以上対応 英語版 日本語説明書なし

フラッシュポイント:ファイアーレスキューの商品ページ

通販ページで商品を確認する

参考情報

  • Co-op Board Games「Flash Point: Fire Rescue Review」(Ronny Alexander): https://coopboardgames.com/cooperative-board-game-reviews/flash-point-fire-rescue-review/
  • Board Game Reviews by Josh「Flash Point: Fire Rescue Review」(2012年7月): https://www.boardgamereviewsbyjosh.com/2012/07/flash-point-fire-rescue-review.html
  • 英語のルールブック(PDF): https://world-of-board-games.com.sg/docs/Flash-Point-Fire-Rescue.pdf
  • Philibert の商品ページ(第2版の内容物): https://www.philibertnet.com/en/indie-boards-and-cards/19795-flash-point-fire-rescue-2nd-edition-722301926161.html
  • Board Game Bliss の商品ページ(受賞歴と拡張): https://www.boardgamebliss.com/products/flash-point-fire-rescue

人数は、Philibert と Co-op Board Games が1〜6人、Board Game Bliss が2〜6人と記載しており、表記が分かれています。プレイ時間も、45分とする出典と、30分から1時間とする Philibert があります。

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