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カードゲーム The Vale of Eternity 神話世界カードゲーム 70種類クリーチャー ドラゴン捕獲 戦略的カードドラフト 2-4人用 14歳以上 40分プレイ 英語表記 テイマー冒険 オープンドラフティング セットコレクション 英語版 日本語説明書なし

『ヴェイル・オブ・エターニティ』レビュー|2〜4人で遊ぶドラフトとコンボ、輸入版の注意

『ヴェイル・オブ・エターニティ』(The Vale of Eternity)は、世界の神話に出てくる生き物 70 種を手なずけて場に呼び出し、その効果を組み合わせて 60 点を目指すカードゲームです。2〜4 人用で、BoardGameGeek のデータでは 30〜45 分。毎ラウンド 2 枚ずつカードを選び、手元に残すか売って魔石に換えるかを決めていきます。

カードの効果が噛み合ったときの爆発力と、魔石が常に足りない窮屈さを両方楽しめる人なら、買って満足しやすい 1 箱です。ルールは短く、海外のレビューには、準備して 5 分以内に遊び始められると書かれていました。一方で、70 枚のカードはすべて違う効果を持ち、英語のテキストを読む量はそれなりにあります。

カードゲーム The Vale of Eternity 神話世界カードゲーム 70種類クリーチャー ドラゴン捕獲 戦略的カードドラフト 2-4人用 14歳以上 40分プレイ 英語表記 テイマー冒険 オープンドラフティング セットコレクション 英語版 日本語説明書なし

『ヴェイル・オブ・エターニティ』の基本情報

ゲーム名 The Vale of Eternity(ヴェイル・オブ・エターニティ。ボドゲーマでの表記はザ・ヴェイル・オブ・エタニティ)
人数 2〜4 人
時間 30〜45 分(BoardGameGeek のデータ)。当店の商品ページでは約 40 分
対象年齢 14 歳以上
デザイナー Eric Hong
出版社 Mandoo Games。英語版は Renegade Game Studios の表記あり
発売年 2023 年
内容物 カード 70 枚、魔石 42 個、ゲームボード、スコアボード、プレイヤータイル 4 枚、マーカー類、Eternity のスタンディ
言語依存 カードごとに英語の効果テキストがある。70 枚すべて違う効果
日本語版 国内のレビューに日本語版の発売予定に触れたものがある(詳しくは後述)

2024 年には、独創的で考えがいがあり、よくできたゲームに贈られる Mensa Select を受賞しました(Wizard Tag のレビューによる)。

ヴェイル・オブ・エターニティのルールと 1 ラウンドの流れ

プレイヤーはテイマー(調教師)になり、火、水、土、風、ドラゴンの 5 つの属性に分かれた生き物を集めます。準備は短く、スタートプレイヤーから順に 1 点、2 点と手番の順位ぶんの初期得点を持って始めます。後手ほど最初の点が多いわけです。1 ラウンドは狩猟、アクション、解決の 3 つのフェイズで進みます。

狩猟フェイズ:2 枚を選ぶ

山札から人数の 2 倍の枚数を公開し、属性ごとにボードの周りへ並べます。スタートプレイヤーから時計回りに 1 枚ずつ自分のマーカーを置き、2 枚目は最後の手番の人から反時計回りに選ぶ。最後の人は 2 枚を続けて取れる一方、スタートプレイヤーは最初の 1 枚と、残った最後の 1 枚を取ることになります。

アクションフェイズ:売るか、手なずけるか、呼び出すか

選んだ 2 枚には、それぞれ「売る」か「手なずける」かを決めます。売ると、カードの属性に応じた魔石が手に入り、コストの大小は関係ありません。手なずけたカードは手札に入り、手札の枚数に上限はありません。手札のカードは、魔石でコストを払えば場に呼び出せます。これを召喚と呼び、召喚時の効果(Instant)があればその場で解決します。

ここで効いてくるのが魔石の制約です。魔石は 1、3、6 の 3 種類で、持てるのは種類を問わず 4 個まで。支払いでお釣りは出ません。コスト 5 のカードに 6 の魔石で払えば、差の 1 は戻りません。さらに、場に置けるカードの枚数は現在のラウンド数までで、1 ラウンド目は 1 枚、5 ラウンド目なら 5 枚です。自分の場のカードは、ラウンド数と同じ値の魔石を払えば 1 枚捨てられ(5 ラウンド目なら値 5)、場が埋まったときはこれで枠を空ける。

解決フェイズと終わり方

最後に、場に出ているカードの毎ラウンド効果(Active)を 1 回ずつ使います。使う順番は自由で、順番しだいで結果も変わる。ルールブックには、カードを 1 枚引く効果を先に使ってから手札の枚数で魔石を得る効果を使うと、1 枚分多く得られるという例が載っています。

ラウンドが終わるとスタートプレイヤーは左隣へ。ラウンドの終わりに誰かが 60 点以上に達しているか、10 ラウンド目が終わったらゲーム終了で、得点の最も多い人が勝ちます。ルールブックによれば、たいてい 8〜10 ラウンドで終わります。

カードゲーム The Vale of Eternity 神話世界カードゲーム 70種類クリーチャー ドラゴン捕獲 戦略的カードドラフト 2-4人用 14歳以上 40分プレイ 英語表記 テイマー冒険 オープンドラフティング セットコレクション 英語版 日本語説明書なし

ヴェイル・オブ・エターニティの面白さと評価

評判で最も多く挙がるのは、カードの組み合わせの強さです。Meeple Mountain の Justin Bell は 4 回遊んだうえで、コンボが「壊れている」と感じるほど強く、そこがこのゲームの得点源だと書いています。単体では平凡に見えるカードが、別のカードと並んだ途端に化ける。例として、場にある属性の種類ごとに 3 点を得るカードで 15 点を稼いだ場面が紹介されていました。60 点で終わるゲームなので、1 回で 4 分の 1 に届く計算です。

次に、お金のきつさです。魔石は額面が 3 種類しかなく、4 個までしか持てず、お釣りも出ない。Justin Bell はこの仕組みを「常にきつい」と評しています。国内のレビューサイト、ボドゲーマの一斗さんの感想もこの流れに沿うもので、序盤は 60 点が本当に届くのかと思うほどゆっくり進み、召喚したカードが噛み合い始めると点が一気に伸びていくと書いていました。売って魔石にするか、手元に残すかの判断を毎ラウンド 2 回迫られる点も、同じレビューで挙がっています。

三つめは、全員に見えている場から選ぶドラフトの駆け引きです。ボドゲーマのマツジョンさんは、相手に作られたくないコンボを潰すために相手の欲しいカードを先に取る遊び方を挙げ、『十二季節の魔法使い』が好きな人に向くとしています。同サイトでは 97 人が点数を付けており、最も多いのは 10 点満点の 7 点(45 人)でした。Justin Bell の総合評価も「Good」で、驚くほどではないが楽しく遊べる、という位置づけです。

気になる点と、合わない卓の条件

Justin Bell が欠点として挙げたのは、3〜4 人で遊ぶときの読む手間です。4 人なら 8 枚が公開され、効果のテキストが長いカードもあるので、全員が読み終えるまで選び始められません。卓を囲んで座ると、向きの違うカードは読みにくい。

運の要素もあります。Wizard Tag は、山札の並びが毎回ランダムなので運は絡むと書いたうえで、選択の積み重ねのほうが勝敗を左右するとしています。スタートプレイヤーは最初に取れる代わりに最後の 1 枚も取るため、並んだ好相性の組は他の人に流れやすいとも指摘していました。

ほかに、毎ラウンド相手から 1 点を奪う Goblin や、他人の場のカードを除去するカードのように、相手へ直接かかる効果が少しあります。ボドゲーマの nabekoh さんの評価は 6/10 で、見た目より想像以上にシンプルだったと書いています。Meeple Mountain も軽めのタブロー構築(場にカードを並べて効果を育てる)ゲームとして勧めているので、重い戦略ゲームを求める卓には物足りないかもしれません。

ヴェイル・オブ・エターニティがおすすめの卓

向くのは、カードの効果を組み合わせて点を伸ばすのが好きで、30〜45 分で 1 回を終えたい 2〜3 人の卓です。Justin Bell は特に 2 人プレイを勧めていて、選ぶのも手番も待ち時間がほとんど無いと書いています。Board Game Arena で遊んだ 4 人戦は 40 分で終わったそうです。

同じくカードを選んで取り合うゲームとしては、当店のレビュー記事にKanagawaがあり、2 人用のカードゲームではフンギ(Fungi)も紹介しています。

輸入版で遊ぶときの注意

当店の商品は英語版の並行輸入正規品で、カードとルールブックは英語表記です。商品ページでは、アイコンで効果を追いやすいと案内しています。とはいえ 70 枚はすべて効果が異なり、カードのテキストはそれなりにあるので、英語に慣れない人がいる卓では最初に効果を日本語で説明しながら遊ぶと進めやすくなります。

ルールブックの細則で押さえておきたいのは次の 3 点です。

  • カードの効果は使わないという選択ができず、召喚時の効果が一部でも解決できないカードは召喚できない
  • カードの効果がルールと食い違うときは、カードの効果が優先される
  • 自分の魔石は他の人から見える公開情報で、手札は非公開

英語版ルールブックは、Renegade Game Studios のサイトで PDF が公開されています(参考情報に URL を載せました)。日本語版については、ボドゲーマに約 2 年前、「日本語版が出るらしい」と書いたレビューがあり、Meeple Mountain の出版社一覧にも国内のすごろくやが含まれています。現在の流通状況は、今回参照した出典からは確かめられませんでした。

よくある質問

何人で、何分くらい遊べますか

2〜4 人で、BoardGameGeek のデータでは 30〜45 分。海外のレビューでは 2 人プレイが特に勧められています。

英語が読めなくても遊べますか

当店の商品ページではアイコンで効果を追いやすいと案内していますが、70 枚のカードにはそれぞれ英語の効果テキストがあります。英語を読める人が最初に効果を説明すると進めやすくなります。

ゲームはどうなったら終わりますか

ラウンドの終わりに誰かが 60 点以上になっているか、10 ラウンド目が終わった時点で終了し、得点が最も多い人が勝ちます。同点なら、場に出しているカードが多い人の勝ちです。

運の要素は強いですか

山札の並びがランダムなので運は絡みます。ただ、公開された場から選ぶため、Wizard Tag のレビューは運より戦略のほうが大きいと評価しています。

商品情報

価格は 7,300 円です。新品と未開封の状態で、欧米正規店仕入れの並行輸入正規品としてお届けします。発送前に外装状態を確認しています。

ヴェイル・オブ・エターニティ の商品ページ

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日本全国送料無料 15時までのご注文は当日発送しております

参考情報

  • 英語版ルールブック(Renegade Game Studios): https://renegadegamestudios.com/content/File%20Storage%20for%20site/Rulebooks/Vale%20of%20Eternity/VoE_Rulebook_WEB.pdf
  • The Dice Tower(BoardGameGeek のデータ): https://www.dicetower.com/board-game/385529
  • Meeple Mountain のレビュー(Justin Bell): https://www.meeplemountain.com/reviews/the-vale-of-eternity/
  • Wizard Tag のレビュー: https://www.wizardtag.com/blog/game-review-the-vale-of-eternity/
  • ボドゲーマ(作品ページ): https://bodoge.hoobby.net/games/vale-eternity
  • ボドゲーマ(レビュー一覧): https://bodoge.hoobby.net/games/vale-eternity/reviews

発売年は The Dice Tower とボドゲーマが 2023 年とする一方、英語版ルールブックの著作権表記は 2024 年です。時間は BoardGameGeek のデータが 30〜45 分、当店の商品ページが約 40 分で、表には両方を載せました。

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